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李強総理は25日午前、大連で開催された夏季ダボス会議2024の開幕式に出席し、スピーチを行った。新華社が伝えた。
李総理は「現在、世界の百年間なかった変局の進行が加速し、世界経済の発展は重要な正念場に直面している。今回の年次会議は『将来の成長に向けた新たなフロンティア』をテーマとしており、非常に現実的でターゲットを絞ったものとなっている。我々は世界経済が直面する成長の苦境を直視し、より高遠な視野、より広い度量で発展の問題に対処し、新たな科学技術革命と産業変革の重大なチャンスをつかみ、共同でパイを大きくする中で自らの合理的利益を追求し、経済成長の新たな動力源を見つけ出す必要がある」と指摘。
「我々は常に開放型世界経済の構築という大きな方向性を把握し、未来の経済発展の新たな市場を切り開き、新たな発展空間を共同で築く必要がある。第1に、科学技術交流・協力を深め、知的財産権の保護を踏まえた上で、科学技術革新のために開かれた公正かつ差別のない環境を築く。第2に、グリーン発展の基調を十分に培い、各自の排出削減責任を履行し、グリーン・低炭素産業の発展を共同で推進する。第3に、開放的な市場環境を維持し、胸襟を開いて緊密に協力し、陣営対立を排除し、『デカップリング及びサプライチェーンの分断』に反対し、産業・サプライチェーンの安定性及び円滑性を維持し、貿易と投資の自由化及び円滑化を推進し、グローバル化を健全な発展へと導く。第4に、包摂的で普遍的に恩恵を及ぼす発展を促進し、発展とガバナンスを統合的に計画し、関連する法律およびガバナンスの枠組みを速やかに整備し、より広く、より包摂的な発展の実現に努め、イノベーションの成果がより多くの国々や人々に幸福をもたらすようにする」と強調した。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年6月26日